今回は効果もSR自体の需要もあまり無かったカード
「キクコ」の使い方を紹介します。
カードの効果
自分のバトルポケモンにのっているダメカンを3個まで選
び、相手のバトルポケモンにのせ替える
ダメカンを3個まで乗せかえる。
一見すると地味な性能ですが、読み解けば2つの効果が隠れています。
- 回復要素:自分のバトル場のポケモンのダメカンを3個取り除く=HPが30回復する
- ダメージ要素:相手にダメカンが3個乗る=相手のHPを30減らす
つまり、攻撃と回復を同時に行える効果ということですね。
「ダメージ要素」は強いかもしれないけど、
30ダメージ回復って恩恵あまりなくない?
確かに、気絶寸前のポケモンのダメージが30回復してもあまり意味無いって思いますよね。
では、次に具体的な活用方法を紹介しますね。
具体的な活用ケース
まずはキクコと相性バツグンのカードのご紹介です。
特性:サイコエンブレイス
自分の番に何回でも使える。自分のトラッシュから「基本超エネルギー」を
1枚選び、自分の超ポケモンにつける。その後、つけたポケモンにダメカン
を2個のせる。(きぜつするポケモンに、この特性は使えない。)
この特性を利用すれば自由にダメカンをコントロール出来ます。
サイコエンブレイスはつけるポケモンがきぜつするギリギリまで超エネルギーを乗せれますが、
何かしらの方法でポケモンのHPを回復出来れば、乗せるエネルギーを増やすことが可能です。
→キクコの回復要素(ダメカン3個を取り除く)で追加エネルギーをつけられる
続いて、エネルギーが増えればダメージの上がるワザを持っている超ポケモンを紹介します。
上記ポケモン達はどれもエネルギーが付いている分ダメージが上がっていくワザを持っています。
以上を踏まえて、「ルナトーン」を使った例を紹介します。
バトル場:ルナトーン、ベンチ:サーナイトex、トラッシュにエネルギーが7個
相手の場:ミライドンex
①超エネルギーを手札からつける
②サーナイトexのサイコエンブレイスでトラッシュからエネルギーを4個つける
③キクコを使用する
④バトル場のルナトーンのダメカン3つを相手のバトル場のミライドンexに乗せかえる
⑤サーナイトexのサイコエンブレイスでトラッシュからエネルギーを1個つける
⑥ルナトーンのムーンキネシスで210ダメージを与えて、ミライドンexをきぜつさせる
ルナトーンの場合、キクコを使うと実質60ダメージ増やせることになります。
これは、ワザのダメージ自体を増やすサポートの「ダンデ」よりも優秀です。
この番、自分のポケモンが使うワザの、相手のバトルポケ
モンへのダメージは「+30」される。
最後に
キクコのポテンシャル、わかって頂けましたでしょうか?w
一見地味な効果でも、組み合わせ次第では協力なサポートとなってくれるので、
それを見つけるのもまたポケカの楽しいところだと思います。
共感してくれた方、是非お使いのデッキに組み込んでみては如何でしょうか。
それではまた、アディオス!