こんにちは、ベッティトリオです。
今回は自分のデッキでほとんど使ったことの無い効果である、
「ワザの効果を受けない」について、解説していきます。
エーフィVMAXの特性「たいようのけいじ」に記載されている「ワザの効果を受けない」の
意味とは文面をパッと見ただけの時は、ダメージ食らわないのかな〜とかそんなイメージでした。
だったら強いからデッキに入れてみようと考えたこともありましたが、
よく見れば「ワザのダメージを受けない」ではなく「ワザの効果を受けない」であることに気がつきました。
具体的にどのようなケースが該当するのか?
該当するかどうかで意識しなければいけないのが、
ワザの効果が「相手のポケモン」を対象とするものであるということです。
つまり、対象が自分のポケモンやお互いのプレイヤーを対象としているものは
該当しないということです。
順序逆転気味にですが、該当しないケース(代表例)を先に紹介します。
<対象外のケース1>相手のバトルポケモンの状態に応じて攻撃力に補正のかかる効果
ケケンカニVの「デストロイヤーパンチ」を例に挙げてみます。
相手のバトルポケモンにのっているダメカンの数×60ダメージ追加
ケケンカニV:デストロイヤーパンチ
この効果は一見相手のバトルポケモンの状態に対して補正がかかるので、
「ワザの効果を受けない」に該当するのかなと思ったりしますが、
効果を受けるのはケケンカニ自身なので、対象外となります。
<対象外のケース2>相手の特性による効果
ゴローニャの特性「やけくそボンバー」のケースで解説します。
このポケモンがバトル場で相手のポケモンからワザのダメージを受けてきぜつしたとき、ワザを使ったポケモンにダメカンを10個乗せる。
ゴローニャ:やけくそボンバー
後述で説明しますが、ダメカンを乗せる効果は無効化対象なのですが、
今回のケースはワザの効果ではなく、特性の効果なので対象外となります。
<対象外のケース3>相手を指定してダメージを与える効果
連撃デッキでよく使われるインテレオンVの「アクアバレット」で説明します。
相手のベンチポケモン1匹にも、20ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない]
インテレオンV:アクアバレット
ベンチにいる「ワザの効果を受けない」特性を持ったポケモンが
20ダメージの対象に指定された場合でもワザのダメージなので無効化できません。
対象外のケースばかり紹介してましたが、
次からは無効化対象となる効果について解説します。
<無効化対象のケース1> ポケモンを特殊状態にする効果
一番わかりやすいケースとして特殊状態を付加する効果を無効化出来ます。
そもそも特殊状態とは何?という方もいるかもしれませんので念の為解説すると、
「どく」や「こんらん」などのことを総称して特殊状態と呼びます。
例として挙げたのはダストダスVの「ごみしゅうき」です。
相手のバトルポケモンをどくにする。次の相手の番、このワザを受けたポケモンは、にげられない。
ダストダスV:ゴミしゅうき
このワザの効果は「どく」と「次のターンに逃げられない」です。
どちらも無効化が可能で、40ダメージを受けるのみとなります。
<無効化対象のケース2> ダメカンを乗せる効果
ワザの効果で「ダメカンをのせる」も対象外となります。
相手のポケモン1匹に、そのポケモンの残りHPが「100」になるように、ダメカンをのせる。
ガラルギャロップV:リブラホーン
別記事でダメージとダメカンのせるの違いについても紹介してますので、
合わせてみてもらえると理解が深まると思います。
ダメージ+ダメカンを乗せるのワザであれば、効果無効化でダメージだけ受けることになりますが、
リブラホーンはHPを100にするようにダメカンをのせるので、受けるダメージが0になります。
(効果無効化のポケモン相手の場合はサイコキネシスを選択すると思いますが・・・)
まとめ
ということで、「ワザの効果を受けない」について適用されるケース、されないケースの両方について
実例を出しながらまとめてみましたが、「ワザのダメージの無効化」まで出来るほど万能ではない
ということが何となくわかったかなと思います。
今後も新しいカードが増え、いろんな効果を持つカードが出てくると思いますので、
「ワザの効果を受けない」という仕組みを理解しておくことでよりポケモンカードが
楽しめるかなと思います。
Youtubeでカード開封やってたりします。もしよろしければ見てやってください!
それではまた、アディオス!