蓄電池はコスパ悪いです!
こんにちは、ベッティトリオです。
今回は太陽光発電の際に蓄電池も設置することがあると思いますが、
色々計算すると、蓄電池はコスパ最悪だったので解説していこうと思います。
蓄電池設置が勧められる理由について
そもそも、太陽光発電を設置しようとすると、必ずと言っていいほど
蓄電池の設置を勧められます。
我が家は太陽光発電のみを設置しているのですが、
外観で設置状況がわかってしまうので、定期的に蓄電池の営業が来ます・・・。
正直うざいのですが、そのおかげで完全不要という事実に気がつくことができました。
営業が口を揃えて勧める理由はこんな感じです。
・電気プラン次第で発電した電気を電気代が高い時間帯に使用可能(節約)
・売電は10年後に単価が大幅にダウンするので、蓄電池に貯めて使用する方がお得
営業は2つ目の売電単価が下がってしまうことで損を煽って勧めてくるのです。
先日来た営業が言うには10年後は売電単価はおよそ5分の1になるようです。
確かに5分の1になっちゃうなら売るより自分で使った方がいいって思いますよね。
自分も最初はそう思いました。
蓄電池設置の罠
営業の勧める単価安に対応できる蓄電池の設置は理解できるものの、
本当にお得に利用できるのでしょうか。
設置費用について
太陽光発電や蓄電池を設置するにはいくらかかるか知っていますか?
家や環境によってもちろん前後しますが、ざっくり費用をまとめてみます
太陽光発電購入・設置:150万〜200万
蓄電池購入・設置 :200万〜300万
見てわかる通り蓄電池は太陽光を設置するより費用がかかります。
ここをしっかり認識しておいてください。
太陽光発電や蓄電池を設置する理由って?
営業はお得感をアピールして蓄電池設置を勧めてきますが、
購入するユーザー側は何故設置するのでしょうか?
・停電や災害が起きた時にも電気が使用出来る様な環境にしておく
・電気代を節約したり、売電でお金をもらってトータル的に電気代を安くしたい
大体の思いはこんな感じだと思います。
停電などの対策としてお金を出しているのであれば、問題ないと思いますが、
注意しなければならないのは電気代を節約したいという人たちです。
節約するってことは、設置費用をまずはPAYしていかなければ意味ないですよね。
設置費用を還元するには?
電気代節約を設置の目的として考えるのであれば、
まずは設置費用を節約した金額で還元するのにどれくらいの期間が必要になるのか
考えてみる必要があります。
具体例として、太陽光発電だけの我が家の状況を例に計算してみます。
太陽光発電設置費用:約180万円
年間発電料金:約8万円
費用PAYに必要な年数:180万 ÷ 8万 = 22.5年
我が家では既に太陽光設置費用を還元するには20年以上かかることがわかります。
上記計算にはメンテナンス費用や10年後の売電単価減少を考慮していませんので、
完全PAYが出来るのはいつになることやら・・・・。
蓄電池を設置した場合、さらに費用が上乗せされることになります。

これなら太陽光つける意味ないな〜
情弱くんの言う通り、電気代節約を目的とした太陽光発電は
設置しないことをお勧めします。
太陽光発電費用を考慮せず我が家で蓄電池を設置した場合の
シミュレーションをしてみます。
1ヶ月の売電料:約3,000円 (発電量ではなく売電料です)
10年後の売電量:3,000円 ÷ 20% = 600円
蓄電池設置で節約できる金額(1ヶ月):3,000円 ー 600円 = 2,400円
設置費用をPAYする期間:200万円 ÷ 2,400円 ÷ 12ヶ月 = 69.4年
なんか衝撃的な数字が出ましたね・・・・。
もはや生きてないと思いますよ、70年後なんて・・・。
これを知ってから一切蓄電池設置をする気がなくなりました。
蓄電池は不要です。ゼッタイ!
まとめ
太陽光発電の設置について、色々デメリットをまとめました。
・設置には数百万円の費用がかかる
・設置費用を還元するには数年〜数十年かかる
・機器は必ずメンテナンスや経年劣化による交換が発生するので追加費用考慮要
・発電が天候や時期によって発電量が変わる
・太陽光発電だけ設置すると、鬱陶しいくらい蓄電池の営業がくる
上記を踏まえて、設置可否を検討してください。
我が家はやり直しが効くのであれば、
設置をやめて返金してもらいたいくらいに後悔しています・・・w
同じような少しでも被害者が減ればいいと思いますので、設置を考えている方は
よ〜〜〜〜〜く検討してから購入してくださいね。
それではまた、アディオス!